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新型コロナウイルス 様々な症状が人間をむしばむ

 新型コロナウイルスが感染拡大し、肺炎や高熱など人間の体がウイルスにむしばまれ、毎日、多くの人々がその犠牲になっている。他方、コロナに伴う社会環境の変化で、精神的に追い込まれるパターンもある。
 芸能界でもコロナの拡大に伴う社会情勢の変化がもとで、心を病んだ事例がある。例えば、ダチョウ俱楽部の上島竜兵氏だ。ある芸能関係者は重い口を開け「上島氏は、おでん芸、熱湯風呂、キス芸などがあったが、いずれも、他者との接触や協力が必要である。ただでさえ、コンプライアンスがうるさくなってきた昨今、コロナウイルスの蔓延により、こうした芸が出来なくなり、上島氏は非常に悩んでいた。師匠も同然の志村けん氏も昨年亡くなっており、相談できる兄貴分もいなかったのであろう。また、後輩との飲み会「竜兵会」も開催していなかったようで、ただ、憤懣を貯めるばかりの環境に置かれ、自らを追い込んでしまったのであろう」などと話をしてくれた。
 コロナで心を病んだのは何も芸能人だけではない。一般人も、コロナによる社会環境の変化に心を痛めている。幼子もいる中でご主人のA氏が鬼籍に入ったあるご家庭を紹介する。

 ご主人A氏は、工業系の設計を担当しており、コロナ前は毎日職場に出向き、同僚と触れ合いながら仕事をしていた。しかし、コロナウイルう蔓延に伴いリモートワークになり、職場の人間と会うことが少なくなる。自らの職場への貢献が何なんか、分からなくなり、成果が認められない職場への不満が生まれてしまう。

 そんな中、家族が一つの差さえになるところ、A氏は家族にさえ自らの憤懣をぶつける対象となっていく。そうした自分の行為に嫌気がさしたのか、自らその命を絶ってしまう。
 他方、家族や職場に命を助けられた事例もある。飲食店で給仕係をしているB氏だ。飲食店に対しては、コロナウイルスの蔓延に伴い、給付金が支給されたが、それは、飲食店の休業が条件であった。その間、仕事ができないB氏は、店の開店を今か今かと待っていた。ようやくコロナも落ち着き、営業を再開できるとなったB氏は、遅れを取り戻すかのように意気込んだ。いざ、営業を再開するとB氏は、更に仕事にストイックになっていった。しかし、それが過度に反応してしまい、職場の同僚に強く当たってしまう。そうした異変に気づいたのが家族と上司であり、B氏に対して病院へ行くよう勧めた。病院での診断結果は「躁うつ病」、それを聞いたB氏は、信じられなかったという。しかし、上司と家族からの助言もあり、自らの病状を受け入れ、今では病気からの脱却ができたという。
 様々な症状を併発することを考えれば、コロナにかからないことが望ましい。しかし、そのための予防接種が受けられない40代、50代が増えている。4回目のワクチン接種について自治体に問い合わせると、60代未満の基礎疾患のない一般人は9月1日現在、対象外ということであった。

 コロナワクチンを打ちたくても打てない50代、40代は、3回目摂取から半年が経過するタイミングであり、免疫力が低下する季節の変わり目でもある。そのため、これまで以上に自ら予防措置を講ずる必要がある。なお、コロナになった場合、医療費も全額政府負担で、配食のサービスやホテル療養も受けられるが、政府負担の増加であるため、過度に恐れる必要はない。
 先述のとおり、コロナは肉体だけでなく精神もむしばむものなので、コロナの社会に適用した生き方にしていくことも今の人間には必要となるのであろう。

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