MENU

健康保険証は廃止の方向

マイナンバーカードの相次ぐトラブル続発を受けて、参議員地方創生・デジタル特別委員会は26日、閉会中審査を開催した。

 河野太郎デジタル相は「マイナンバーカードと保険証を統一した後も安心して医療を受けられる仕組みをつくり、懸念を払拭できるようにしたい」と述べ来年秋の健康保険証廃止方針を堅持する考えを表明した。

 マイナンバーカードをめぐっては、保険証や口座の紐づけが他人のものとなるなどトラブルが相次いでおり、マイナンバーカードを返納する動きが各地で散見されている。

 そうした中、保険証を廃止するということは、マイナンバーカード取得を更に強要する動きであり、国民の動向を監視したい政府の思惑がすすけて見えてくる。

 マイナンバーカードのトラブル改善についてこれと言った改善策を示せない中、保険証廃止というマイナンバーカード一本方針の退路を断った形である。今後の閉会中審査での河野大臣の発言がますます注目される。

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA