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札幌市・ススキノ ホテルの頭部切断事件 家族ぐるみの犯行と異様性

札幌市のススキノ地区のホテルで頭部を切断された男性遺体が見つかり、札幌市の職業不詳田村瑠奈容疑者(29)と、父親で医師の修容疑者(59)、母親でパート従業員の浩子容疑者(60)を同容疑で逮捕した。
 3人が住む家からは、一部が腐敗した男性の頭部が見つかった。

 この事件については様々な取材がなされているが、核心的な動機の解明はなされていない。しかし、田村家の異様な生活ぶりが明らかになってきた。

 近隣住民は「修容疑者が毎日のように、自宅の玄関先でカップラーメンやコンビニの弁当を立って食べていた」「また、家の前に多数のクーラーボックスが無造作に積まれていて、物置のようになっていた」、「実は田村家はゴミ屋敷である」と明かしてくれた。

 そのため、修容疑者はゴミだらけの自宅で食事をする気になれず、家の外で食事を取っていた可能性が考えられる。

 また、妻との関係については、瑠奈容疑者が小学校の高学年で不登校になってから夫婦関係に亀裂が走ったようである。瑠奈容疑者は対人能力に問題があり、祖父や親族にも暴言を吐くなど、人間的な問題を抱えていた。

 教育問題の専門家に話を聞くと「学校教育が詰込みからゆとりに、はたまた個性を伸ばす、に変容してから、協調性や対人折衝能力が成長しないまま、大人になる事例が散見されるようになってきた。昔は軍隊張りの教育で教師が生徒を押さえつけて組織社会になじむよう教育していたが、それがハラスメントとなり、生徒が教師をPTAの親族を利用して脅す事例も散見されるようになり、教師希望の若者は年々低下し、教育現場は異常な空間となってきている。小学生はまだまだ、ヒトでしかなく、人間ではない。こうした人格形成の期間に不登校などとなれば、人のことを考えて対応する能力が欠如することがある。今回の容疑者もそうした対人能力の幼稚さから犯行に及んだ可能性が考えられる」などとコメントした。

 今回の事件について、真相の解明が待たれるところ、幼稚な子女に影響され、父母まで犯行に加担するなど、深刻な家庭内トラブルがあった可能性をうかがわせる。

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