全国旅行支援の思わぬ落とし穴　相談窓口が機能不全

楽天トラベルの全国旅行支援ページ　全国旅行支援キャンペーン│楽天トラベルなら最大60%分お得！エントリー受付中！【楽天トラベル】 (rakuten.co.jp)

　政府の新型コロナウイルス対策の経済支援策「全国旅行支援」事業がついに始まった。ホテルや旅館、交通機関、観光施設は待ちに待った支援策である。しかし、旅行会社にとっては、「いきなり始めるため、ホームページの設定などに遅れが出ている」と、政府の急な取り決めに、対応に追われている。
　この嬉しい制度が始まったのに、苦しむ人が出てきている。それが、旅行支援開始前に、旅行支援開始期間を迎えた旅行者だ。そのうちの一人が、Tさんだ。Tさんは、知人の九州への旅行プランを代わりに「楽天トラベル」に発注していた。数日前、「楽天トラベル」に全国旅行支援について電話で確認すると「メールで全国旅行支援に関する通知が届く」と伝達されていた。そこで、メールが来るのを待っていたが一向に到着しない。そこで、筆者と
と旅行支援の取り組み内容を確認すべく、本日、改めて、電話を掛けた。すると、とんでもないことが起こった。2時間以上、電話を鳴らしているのに、電話に出ないのだ。そこで、筆者の電話でも掛けてみた。するとガイダンスに「おつなぎするまでに1時間以上かかる可能性がある」と先ほどの電話にはないガイダンスが流れた。そこで、Tさんの携帯と同じようにスピーカーモードにすると、繋がるまでにかかる音楽が輪唱のようになってしまい、そこに「えも言えぬ異空間」が展開された。結局、2時間45分も待ったが、一向に繋がらず、断念することとなった。
　新型コロナウイルス感染拡大に伴い、電話窓口対応者を減らしてるとのことだが、これほどつながらないとは思わなかった。景気が良くなればこのようなことも無くなるかもしれないが、全国旅行支援を検討されている視聴者の方々、特に電話対応を希望する老齢の方は、この点注意して、旅行を申し込まれるべきである。