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初めてのおしっこの味 切なさと愛しさよ

私は、大混雑の高速道路を走っていた。連休中のためか、車は長い列だ。時折、数メートルぐらい前進するが気持ちよくアクセルを踏むことができない。


30分ぐらいしただろうか、あたりは相変わらずの渋滞である。私は、おしっこが我慢の限界に近いのを意識しだした。

 しかし、パーキングまでは8キロ近くある。とてもじゃないが私の膀胱がもってくれそうもない。爆発寸前だ。「おかあぁさん、生まれます」私は心で声にならない叫びを繰り返した。


「お父さん、生まれてきてすいません」
もうダメだ。何らかの対策をうたないと車が修羅場になってしまう。


私は助手席にある空のペットボトルに、私の尿を移動させようと思った。つまりマウスtoマウスである。。。
善は急げ
私は、ズボンのチャックをずらしてパンツと一緒に膝下まで下ろした。


フルチン状態である。しかしここは車というプライベートな空間だ。外からは見えない。。
私は、器用にアクセルとブレーキを操作しながらペットボトルを私の分身の先にもってきた。


至福・僥倖・マインドフルネル・安らぎ
様々な感情が私の心で去来した。


気がついたら私は女の子のような切ない声を出していた
はっふん・・・・・しかし快楽に浸る間は長くは続かない。


500mlのペットボトルから尿が溢れそうなのだ
これはやばい。私は、キュッと尿道を締めた。針で刺すような痛みが睾丸付近に走った。


あウィ。。。今度はやばい声だ激痛に顔を歪める私
すぐさま、車のドリンクホルダーにあるペットボトルの蓋を開けて先ほどの至福の再開だ。
ふーーーーー。一仕事を終えた。一服したいところだが私は喫煙者ではない。


それから30分ほどたつが、まだ渋滞だ。
ふと、喉が渇き、私はドリンクホルダーの飲み物を口にした・・・・・
ゲボぉ、ブヒャ。すごい味だ、この世のものとは思えないスパイスが効いている
それはそうだ、私はおしっこを飲んだのだから。

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